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足底腱膜とは |
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足底腱膜は足底の筋肉や腱を保護している腱様組織です。踵骨(かかと)より発し足趾(足の指)の基節骨の底部に付着します。内側足底筋膜(母趾の筋肉を覆う筋膜)と外側足底筋膜(小趾の筋肉を覆う筋膜)と足底腱膜の3つに分かれます。 足底腱膜炎について 足底腱膜が何らかの原因で炎症を起こし痛みをもたらす疾患です。原因としてスポーツ活動や作業、肥満などによる足底腱膜への慢性的な刺激が考えられます。 症状 起床時の第一歩目の踵の痛みです。痛みは歩行するに連れ、次第に軽くなるのが特徴です。しかし慢性化すると歩行時痛や夜間痛を訴えます。レントゲン検査では特徴的な異常所見を認めませんが、時に踵骨棘(かかとの骨のとげ)を認めます。 治療 1)保存的治療 原因と考えられるスポーツや作業を極力控えていただきます。シューズに問題があれば工夫して頂きます。疼痛緩和に物理療法やアセトアミノフェン、炎症緩和に非ステロイド性抗炎症剤、外皮用薬などを短期間処方します。また軟膏剤を用いてマッサージやストレッチを指導し、足首のストレッチ、アキレス腱のストレッチ)、足首の筋力強化、アキレス腱の筋力強化などの運動療法をを指示します。なお再発を繰り返す症例、早期にスポーツ復帰を望まれる症例ではインソール(疼痛部に体重が乗らなくする中敷き)を検討します。痛みの強い症例はステロイド注射を試みます。 2)手術的治療 保存的治療を試みても改善されない症例は、鏡視下足底腱膜切離術や骨棘切除術が検討されます。
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