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神経ブロックとは痛みの原因となる知覚神経線維、運動神経線維、交感神経線維などの異常な緊張や興奮を取り除き、その神経が支配している領域の痛みを断ち切る治療法です。 腕神経叢は第5頚髄神経から第1胸髄神経の前枝より形成されています。腕神経叢は鎖骨下部で束(ひとかたまり)になって、最終的に橈骨神経、筋皮神経、正中神経、尺骨神経などに分かれて上肢(腕や手)の知覚や運動を司ります。 腕神経叢ブロックとは腕神経叢に局所麻酔剤や生理食塩水、抗炎症剤などを投与することによって、腕神経叢が支配している領域の痛みや血行障害を改善する治療法です。 腕神経叢ブロックは頚椎症、頚肩腕症候群、胸郭出口症候群、帯状疱疹後神経痛などに行われます。また、局所麻酔剤の濃度や量を増やすと、上肢の骨折や脱臼の整復時の麻酔や手術として用いられます。
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