足関節果部骨折



原因


・小児の足関節果部骨折は、歩行やスポーツ活動中の捻挫や転倒によって発生します。

分類

・骨折は
内果骨折、外果骨折、後果骨折に分かれます。

・単独骨折(1部位だけの骨折)の場合もあれば、複合骨折(2部位以上の骨折)の場合もあります。

・特に頻度が高いのは外果骨折です。

・中でも、腓骨の遠位部の骨端線(成長軟骨板、いわゆる成長線)損傷をよく見かけます。

・転位(ずれ)のある症例は正確に整復されないと、将来、
変形性足関節症を招くことになりますので要注意です。

症状

・痛みや腫れ、皮下出血、歩行障害などを認めます。

診断

・レントゲン検査です。

・ストレスレントゲン(受傷した状態を再現した撮影)が大切です。
小児の骨端線損傷が判明されることが多々あります。

・足首の捻挫の際は外果骨折や骨端線損傷、剥離骨折を念頭に置き、ストレスレントゲン撮影を行うことが大切です。

治療

1)保存的治療(手術しない方法)

・転位が軽度の症例は
ギプスで治療します。

2)手術的治療

・転位が著明な症例は手術(骨接合術)が行われます。

・なお、成人の骨折
足関節果部骨折を参照されて下さい。


 たはら整形外科