胸郭出口症候群のストレッチング

胸郭出口症候群のストレッチングは胸郭出口部を拡大し腕神経叢の異常な緊張や圧迫を取り除く目的で行われます。頚部から胸部前面の筋群(胸鎖乳突筋や大胸筋など)や肩甲骨周囲筋群のストレッチングを重点的に行います。

ストレッチングは勢いをつけず、呼吸を楽にし、痛みのない程度に、ゆっくりと筋肉を伸ばし、心地よい緊張感を維持する程度に行います。各ストレッチを20秒間行い、5回をワンセットとし、一日に3セット行います。
これらのストレッチングは胸郭出口症候群頚肩腕症候群などの治療や予防として指導します。


 たはら整形外科