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腰部の筋力強化訓練は、脊柱の支持性を強固にし生理的(正常)な腰椎の前弯を保持するために行われ、腹筋、腰背筋、側腹筋、殿筋、ハムストリングスなどをバランスよく強化します。訓練は等尺性運動、等張性運動を行います。最大の筋力で目的の筋肉を5秒間収縮させ、数秒間休憩します。10回をワンセットとし、一日に3セット行います。 腰椎疾患の大半は、腰椎症性変化(椎間板の変性や椎間関節の変性、黄色靭帯の変性)や脊柱の支持として重要な役割を果たす背筋や腹筋、側腹筋の柔軟性や筋力の低下によって発生します。したがって、これらの筋群を強化することは全ての腰椎疾患の予防や治療に非常に大切です。
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