ペルテス病



原因


・ペルテス病は、何らかの原因で
大腿骨頭の骨端核に血行障害が起こり、骨頭が壊死(骨組織が死んでしまう状態)に陥る疾患です。6歳前後の男の子に好発します。

症状

・股関節部の痛みや運動制限、跛行(足を引きずって歩く状態)訴えます。

診断

・レントゲン検査です。

・初期は
関節裂隙(関節のすき間)が拡大し、経過とともに骨頭が硬化、扁平化、分節化します。

・一般的に、3〜5年間で骨頭は修復されます。

・発症や治療開始時期が遅れると、骨頭の変形を起こしやすくなります。

治療

・保存的治療が原則です。

・
免荷装具療法(患部に体重がかからないようにする治療法)で改善されます。

・しかし、広範囲の骨端核の障害や変形を認める症例では、骨切り術(
大腿骨内反骨切り術、骨盤骨切り術など)が検討されます。

・ペルテス病は早期に診断して適切な治療が施されないと骨頭の変形を残し、将来、
二次性の変形性股関節症を招くことになりますので要注意です。


 たはら整形外科