第5中足骨基部骨折



第5中足骨基部骨折について


第5中足骨基部骨折
は、足部の捻挫の際に内反(内がえし)強制されて発生します。日常よく遭遇する骨折の一つです。昔は高下駄を履いた人が捻挫して発生したため、別名「下駄骨折」と呼ばれていました。

症状・診断
症状は
足部外側の痛みと腫れ、歩行障害です。診察では第5趾の中足骨の根元に著明な圧痛を認め、内反ストレス(内がえし)を加えると激痛を訴えます。診断はレントゲン検査の2方向撮影(正面像、斜位像)で確定されます。

しかし、骨折が見当たらなくても受傷機転(ケガをした状態)を再現したストレスレントゲン撮影
骨折が判明されることがよくあります。また、転位(ずれ)の程度のよって治療方針が決まります。ストレスレントゲンで骨片の著明な転位を認める症例は手術を検討します。時にスポーツ活動や作業による繰り返しの刺激により疲労骨折を経験することもあります。

治療
保存的治療(手術しない方法)が原則です。
転位のない症例や転位が軽度な症例はギプスシーネ装具療法などで治療します。転位が著明な症例は骨接合術を行います。


 たはら整形外科