肩鎖関節脱臼

・肩鎖関節靭帯や烏口鎖骨靭帯が損傷されて、肩鎖関節が脱臼や亜脱臼した状態です。

・交通事故や肩から落ちる機会の多いスポーツ(柔道や野球、サッカーなど)でよく発生します。

・なお、高齢者では軽微な外傷で容易に発生します。


症状
・肩鎖関節部の痛みや腫れ、不安定性(鎖骨がグラグラする)や
変形(鎖骨が上方に突き上がっている状態)、肩の運動障害を訴えます。

診断
・レントゲン検査で確定されます。

・
鎖骨の上方転位を認めます。

・転位(ずれ)の程度は肩鎖靭帯や烏口鎖骨靭帯の損傷の程度により異なります。

治療
・保存的治療(手術をしない方法)と手術的治療があります。
1)保存的治療
・
軽度な症例や高齢者が対象で、三角巾や鎖骨圧迫バンド、テーピングなどで固定します。

2)手術的治療
・
完全脱臼例や女性で外見上の変形(見かけ)を気にされる症例が対象です。

・術式は靭帯形成術や
骨接合術、鎖骨外側端切除術が行われます。


 たはら整形外科