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肩鎖関節脱臼について 転倒や打撲によって肩鎖関節靭帯や烏口肩峰靭帯が損傷されて肩鎖関節が脱臼や亜脱臼した状態です。原因として交通事故や肩から落ちる機会の多いスポーツ(柔道など)で発生します。高齢者では軽微な外傷で容易に発生します。 症状・診断 肩鎖関節部の痛みや腫れです。不安定性(鎖骨がグラグラする)や変形(鎖骨の外側端が飛び出ている状態)、肩の運動障害を訴えます。レントゲン検査では鎖骨の転位(上方へのずれ)を認めます。転位の程度は肩鎖靭帯や烏口鎖骨靭帯の損傷の程度により異なります。 治療 保存的治療と手術的治療とがあります。 1)保存的治療 転位(ずれ)が軽度な症例や高齢者が対象です。安静(三角巾固定)や鎖骨圧迫バンド、テーピング固定などで整復を試み経過観察します。 2)手術的治療 若年者の完全脱臼例や女性で外見上の変形(見かけ)を気にされる症例が対象です。術式は靭帯形成術や整復固定術、鎖骨外側端切除術が行われます。
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