●フェーズ1 (関節リウマチと診断された症例) |
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1)まずMTX単独使用を考慮する。(MTXを使用する際は葉酸製剤の併用を推奨します) 2)MTX使用が困難な症例はcsDMARDを考慮する。 3)MTX単独で十分な効果が得られない症例はMTX+csDMARDを考慮する。 ※補助的治療に非ステロイド性抗炎症やステロイド剤、抗ランクル抗体(骨破壊抑制のため)を考慮する。 |
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●フェーズ2 (フェーズ1で6ヶ月以内に目的達成できない症例) |
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1)MTXを使用する場合 ①MTX+bDMARDを併用を検討する。 ②MTX+JAK阻害薬を併用を検討する。 ③MTX+bDMARD+csDMARDを併用を検討する。 ④MTX+JAK阻害剤+csDMARD併用を検討する。 ※補助的治療に非ステロイド性抗炎症、ステロイド剤、抗ランクル抗体を考慮する。 2)MTXを使用しない場合 ①bDMARDの単独使用を検討する。(bDMARDはIL-6阻害薬を優先的に推奨する) ②JAK阻害薬の単独使用を検討する ③bDMARD+csDMARDの使用を検討する ④JAK阻害薬+csDMARDの使用を検討する。 ※補助的治療に非ステロイド性抗炎症、ステロイド剤、抗ランクル抗体を考慮する。 |
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●フェーズ3 (フェーズ2で6ヶ月以内に目標達成できない症例) |
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MTX使用に関係なく他のbDMARDか他のJAK阻害薬を考慮する。 ※補助的治療に非ステロイド性抗炎症、ステロイド剤、抗ランクル抗体を考慮する。
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