ギプスの種類
ギプスは外傷(骨折、脱臼、靭帯損傷、腱損傷)やスポーツ傷害(繰り返しの動作で起こるスポーツ障害と一瞬の外力で起こるスポーツ外傷)、日常生活の中で単純な繰り返しの作業によって起こる慢性的な疾患、炎症性疾患、感染性疾患などの治療として安静が必要な際に使用します。ギプスには、ギプス包帯やギプス副子(ギプスシーネ、ギプスシャーレ)があります。ギプス包帯は患部を全周に巻き込み固定します。ギプスシーネは患部を添え木のような副木として使用します。また、ギプスシャーレは一旦全周に巻いたギプス包帯に割を入れ半分にして使用します。

以前は石膏でしたが、現在はプラスチック製のものが大半です。ギプス包帯には、長上肢ギプス(上腕部から手部まで)、短上肢ギプス(前腕から手部まで)、長下肢ギプス(大腿から足趾まで)、短下肢ギプス(下腿から足部まで)などがあります。ギプスシーネには、長上肢ギプスシーネ(上腕部から手部まで)、短上肢ギプスシーネ(前腕から手部まで)、長下肢ギプスシーネ(大腿から足趾まで)、短下肢ギプスシーネ(下腿から足部まで)などがあります。

長上肢ギプス

Hanging キャスト

長上肢ギプスシーネ

短上肢ギプス

短上肢ギプスシーネ

手指ギプス

手指ギプスシーネ

長下肢ギプス

長下肢ギプスシーネ

短下肢ギプス

短下肢ギプスシーネ
Uギプスシーネ

 たはら整形外科