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急激なダッシュやストップ、ターンを伴うスポーツでは大腿四頭筋やハムストリングスや腓腹筋に過度の負担が生じます。 ●大腿四頭筋の肉離れは股関節の屈曲と伸展に大きく関与する大腿直筋の肉離れを高頻度に認めます。大腿直筋を中心としたストレッチが大切です。 ●ハムストリングスの肉離れは股関節の伸展や膝関節の屈曲に大きく関与するため、ダッシュやストップ、ターンの際によく肉離れを生じます。治療や予防のためにはハムストリングスのストレッチが大切です。 ●腓腹筋の肉離れはランニングやジャンピングやキックの原動力である腓腹筋に好発します。大半は内側頭に発生します。治療や予防のためには腓腹筋の内側頭のストレッチが大切です。 各ストレッチは痛みのない程度に、ゆっくりと筋肉を伸ばし、心地よい緊張感を維持する程度にストレッチします。各ストレッチは20秒間行い、5回をワンセットとし、一日に3セット行います。
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