骨粗しょう症のストレッチング

年齢とともに脊柱起立筋(腰背筋)や腹筋の筋力は低下します。特に高齢者で骨粗鬆症を認める方は、背中の筋力が衰えると次第に円背(猫背)となり腰背部痛が現れます。したがって、円背を予防し腰背部痛を軽減するために脊柱を正常な姿勢に保持することが重要です。そのためには腹筋のストレッチと脊柱起立筋の強化が非常に大切です。

腹筋のストレッチ
は勢いをつけずに、呼吸を楽にし、痛みのない程度に、ゆっくりと筋肉を伸ばし、心地よい緊張感を維持する程度に行います。各ストレッチは20秒間行い、5回をワンセットとし、一日に3セット行います。
脊柱起立筋の強化は最大の筋力で脊柱起立筋を5秒間収縮させたのち、数秒間休憩します。出来れば10回をワンセットとし、一日に3セット行います。


 たはら整形外科