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・関節の軟骨はヒアルロン酸とタンパクなどを豊富に含む関節液で栄養されています。(軟骨には血管がないので、血液が軟骨の栄養源にはなりません)。 ・ヒアルロン酸は関節包(関節の袋)の内面にある滑膜より分泌され、軟骨の合成や関節の潤滑作用に関与しています。 ・したがって、関節内にヒアルロン酸注射することで、軟骨が保護され関節症の進行を遅らせる作用があります。 ・また、関節内に水が溜まりヒアルロン酸の濃度が低下すると、潤滑作用や関節の動きが悪くなります。 ・ヒアルロン酸を注入することで関節内のヒアルロン酸の濃度が高められます。 ・その結果、関節可動域(動き)の改善や関節水腫(水が溜まる状態)の改善をもたらします。 ・あたかも、車のエンジンオイル(ヒアルロン酸)がエンジン(関節)の磨耗と摩擦を軽減し歯車の動きを滑らかにする作用に似ています。 ・さらに,、ヒアルロン酸は滑膜に反応して、発痛物質である炎症性サイトカインやプロスタグランジンなどの発生を抑制し、痛みを緩和する作用があります。 ・副作用はほぼ無く、非常に安全で使いやすい注射剤です。 ・医療保険の関係で使用回数は連続週5回投与となっています。症状の改善度に応じて使用回数を増減します。 ・変形性膝関節症や肩関節周囲炎、関節リウマチの3疾患が保険適応になっております。 ・他の部位の関節炎に使用しても同様な効果はあると考えられますが、保険適応になりません。 ・また、潤滑作用を有するので腱鞘炎にもよい効果があると思いますが、腱鞘炎にも保険適応はありません。 飲むヒアルロン酸 ・関節軟骨は柔らかいスポンジのような硝子軟骨です。 ・軟骨細胞と軟骨基質(水分+プロテオグリカン+U型コラーゲンなど)からなっています。 ・関節軟骨には血管や神経がありません。 ・故に、軟骨の栄養源は血管からではなく、関節の袋の滑膜から分泌される関節液が栄養源となります。 ・関節液には軟骨の栄養素となるヒアルロン酸やタンパク質などがたくさんあります。 ・軟骨はスポンジのように柔らかいものです。 ・歩行などの荷重時(体重がかかる時)は軟骨は潰され、荷重から解放されると元の大きさに膨らみます。 ・その際に関節液内に存在するヒアルロン酸が軟骨内に吸い上げられ、軟骨に浸透します。 ・これの現象は、バケツに水を入れて手でスポンジを潰した状態で手を離すとスポンジの中に水が注入されるイメージです。 ・軟骨には血管がありません。したがって、ヒアルロン酸を飲んでも、食べても軟骨の栄養源になりません。
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